本文へ移動

ブログ

ブログ

実施済アンケート(拘束・虐待)を公開します

カテゴリ:アンケート
いこいの森西原では職員に対するアンケートを定期的に行っています。

今回は昨年実施した「拘束虐待」に関するアンケートの結果を公開します。

当施設では、入居者の皆さまに安心して過ごしていただくために、身体拘束や虐待を防ぐ取組を続けています。今回のアンケートもその一環です。

現場の「気づき」や「迷い」をきちんと拾い、ふだんのケアや職場の環境をより良くしていくことが目的です。
アンケートで分かったこと
虐待に関する基本的な理解は、職員全体として共有できていることが確認できました。

一方で、通報先の認知など、あらためて確認して揃えていく必要がある点も。

研修参加や施設の取組については妥当との評価だけでなく、「もっとこうしてほしい」という指摘もありました。

注意したいのは、「虐待とまでは言い切れないけれど、不適切になり得るケア」についても、気づきや課題意識が複数あったこと。

望ましい対応が分かっていても、状況によって難しくなる場面があることも含め、リスクを小さくしていく必要があると受け止めています。


全体の回答を分析すると、次のような傾向が見えてきます。

  • 「安全」と「尊厳」を両立させる場面で判断に迷い、それが虐待につながりかねないケースがある
  • 虐待についてスタッフ同士での相談や話し合い、施設による研修はおおむねできているが、考える機会を設けるための工夫や機会がさらに必要である
  • 虐待をさらに少なくするためには、記録や手順など日々の運用をさらに点検して整える余地がある
これからの改善に向けて
当施設では、「拘束虐待の問題がありそうだ」「スタッフから不満が出ている」といった問題を把握した場合は、以下の行動指針に従ってすみやかに改善していきます。

  1. 相談・通報のルートを分かりやすく再周知し、迷ったときの手順も明確にする
  2. 研修の内容や参加のしやすさを見直し、現場の事例をもとに学べる機会を増やす
  3. 事例の振り返りの場を整え、責めるのではなく、再発防止と学びに結びつける
  4. 記録・ケア手順を点検し、本人の意向の共有やプライバシーへの配慮を含めて改善する

いこいの森西原では、今後も職員の声を継続的に受け止め、拘束や虐待の問題に正面から取り組み、「入居者の皆さまの尊厳を守るケア」と「働く職員が相談しやすい環境づくり」を進めてまいります。
(2026.3.3執筆)
TOPへ戻る