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理事長の田んぼから、食卓へ。

[施設の暮らし]
春の育苗からはじまり、秋の収穫を経て、いこいの森西原とデイサービスガッテン!の食卓に届く一粒のお米。理事長自らが丹精込めて育てたそのお米は、利用者様の「普通のごはん」を支えています。

9月ごろに収穫したコシヒカリの玄米は、20キロずつ米袋に詰めて施設内の備蓄庫に保管します。温度と湿度に気を配りながら大切に保管され、精米されるのを静かに待ちます。
栄養士の手で玄米から白米に
調理で使う際は、栄養士が施設内の精米機を操作して玄米から白米に精米します。

ぬかをしっかり取り除き、食べやすく清潔な状態に整えたら各ユニットへ。精米のタイミングをごはんを炊く直前に合わせることで、風味のよさを保つことができます。
地域をつなぐ、備蓄のお米として
備蓄米は災害時にも活躍!地域の皆様が炊き出しをされる際は、備蓄米をお粥の材料として提供します。

米1キログラム、水を6リットルで一人あたり300グラム(20人分)のお粥になります。

施設内の備蓄米がいざというときに地域のいのちをつなぐ……そんな循環もまた施設のお米が持つ力のひとつです。
精米したてのお米は各ユニットスタッフの手でごはんに炊き上げます。入居者様お一人おひとりの嚥下の状態や体調に合わせて、「普通のごはん」「おかゆ」「ミキサー粥」とそれぞれに適したかたちでお出しします。
種もみから育苗、田植え、収穫、精米、炊飯——数えてみれば、何人もの手を経て、一膳のごはんを提供できることにあたらめて感謝ですね。

普通のごはんを、普通に食べられること。その「普通」を支えるために、今日も田んぼは季節を刻みながら、次の春を待っています。
(2026.3.20執筆)
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